経年劣化で折れてしまったAF61ファンクラッチ
沖縄UberEats配達員TKです。
つい先日の事、というかこれで実は2度目のことなのですが
バイクが突然走らなくなってしまいました。
1度目はVベルト切れ。そして今回。
バイクで走行中になんか後輪付近で時々パチン!パチン!と何かを踏んだような異音が。
バイクを止めて確認するも何も踏んだ形跡はありません。というか走っている時には障害物を避けて走る癖があるのでそもそも踏むわけありません。
でもまたしばらく走り出すとパチン!パチン!と音がする。
確認のため再び原付を路肩に停止させると、今度はエンジンが止まってしまいました。
えっ????
まさかまたVベルトが切れた???
いやいや先日バイク屋で新品交換したばかりですからそんなハズはない。
エンジンを回すもすぐにエンジンが止まってしまう。
アクセルを回しても加速すらしないどころか止まってしまう。
またなんか異常事態か・・・・・💦💦
でもちょっと頭をよぎった事があったので自分で確かめることに。
※自分のAF61は邪魔なのでバイク屋にお願いしてキックを取り払っています。
幸いにして自宅すぐ近くを走っていた事もあり、停止したその場からバイクを手押しで自宅まで戻り、すぐに工具箱を引っ張り出して早速クランクケースをあけてみました。
クランクケースは8mmのラチェットレンチで6ヶ所のボルトを回して開けられます。
これを見てすぐ分かる方は、だよねー!と言ったところでしょう。
異音と突然走らなくなってしまった原因はコイツ↓
そう経年劣化で折れてしまったファンクラッチの1枚。
どこから外れたのかと言えば赤い丸で示したココ⏬
そうドライブフェイスの3ヶ所を赤丸で囲っていますが、2個は既に折れてしまっており、今回3つ目が折れてしまいました。
実は先日Vベルトを新品交換した際にバイク屋さんから言われていたのですが、「劣化でファンが取れそうなのでなんとか折ろうとしたが取れなかった。」と言われていたので、「ひょっとしたらまた近々走行中に折れてしまうかもしれないよ」と。
そしたら今回その劣化していた1枚が折れてしまいました。
6月に中古でこのバイクを購入した時点で2枚は恐らく既に折れて無くなっていたので症状としては今回が初めてのことでした。
クランクケースを開けてみた時点でVベルトはちゃんとしており、折れたファンがどこかに挟まっているのかと思いきや、ケース内を見渡してもそれらしきモノが見ても見つかりません。
よくよく見ると、開けたクランクケース側、隅っこの方に挟まるように隠れていました。
恐らくこのファンの破片が走行中に取れてしまい、高速回転するクランクケース内で暴れ、あのパチン!パチン!という異音を発生させていたのでしょう。
そしてそれがVベルトに絡まってしまい、走れなくなってしまったという具合なのかと。
手に取るともうグチャグチャに曲がっていました。
バイク屋の話によると半分以上取れてしまっている場合はドライブフェイス自体を丸ごと新品交換した方が良いと勧められましたが、とりあえず数枚程度折れてしまっても実際走行自体には問題は無いそうです。
まあこのAF61Todayも正直古いですし、自分もこのTodayに関しては原付二種に乗り換えするまでの繋ぎとして割り切って乗っているため、そもそも実際あと数ヶ月しか乗らないですし、そこまでお金をかける必要があるかは正直???ですので、ファンが折れても特に支障無しと判断。
とりあえずこうして経年劣化で取れて折れ曲がり、異物化したファンを取り除きクランクケースを元に戻して完了。
エンジンはすこぶる順調。加速も問題無し。
AF61Todayにはあともう少し頑張ってもらいます。
TK