AF61Todayのリアサスペンションを交換した話

沖縄Ubereats配達員TKです。
サボり気味のブログをやっと更新。

 

先日の事ですがフードデリバリーに使用している原付バイク、AF61 Todayのリアサスペンションを交換しました。

今回はその記録です。

 

元々このAF61Todayはジモティで格安で譲り受けたモノで、2023年以降は原付二種の125ccに乗り換える予定でいましたので半年間だけ保てばいと思い、オイルやバッテリー交換など、必要最低限のメンテナンスしかしてきませんでした。

しかし諸々の都合もあって原付二種への乗り換えはもうしばらく先になりました。

それもあって今年2023年中もフードデリバリーで稼働させる事となり、少しばかりの延命措置を施す事に。

感じていた不都合

正直、AF61初期型の古いオンボロ状態でこれまで数人のオーナーを経てきたらしいので動けばいいという感じでいましたが、さすがに昨年末あたりから走行中の走りに幾分ストレスを感じていました。

 

  • 走行中の凸凹でのショックが大きい
  • センタースタンド上下に力がいる
  • 曲がる際に若干少しぐらつく等々

 

よーく調べてみるとその根本原因だと思われたのがリアサスペンション(以後リアサス)。自動車でもリアサスて多少へたれる事はあると思いますが、そうそうすぐには壊れないですし下手れてこないだろう・・・と思っていたのですが実際リアサスを交換して大反省です。

 

リアサスの交換方法はYoutubeひろしバイクにAF61のメンテナンス方法が豊富にあるのでそれを予め見て非常に簡単だと分かっていたので部品をAmazonで注文しておきました。

hiroshibike.com

youtu.be

正直、そこまでお金をかける必要性を感じていないので最低限の安いモノで自分は充分。

 

価格もわずか1500円弱ですので部品としてもそこまで高額ではないですし、自分で作業出来ればバイク屋に頼まずとも非常に安く済みます。別にドレスアップ目的でもありませんし、純正でなくても社外品でいいです。

カウル外す作業は面倒

実際作業をしてみて分かったのは、バイクのカウルを外す作業は非常に面倒だという事。でもこのカウルを外さないと構造的に作業ができないので決して避けられないのですが、カウルを外す際はツメがあったりと作業的にカウルを壊さないように進める必要があります。
無事にカウルを外す事が出来ると車体フレームが丸見え状態となりますが、これが見せられないほどボロボロでほぼサビ・サビ・サビ💦💦💦💦💦💦

とりあえずそのサビは見なかった事にしてさっさとリアサス交換作業を進めます。

リアサスを外すのに必要なのは14mmと12mm。長く外されてない事もあって若干硬めでしたが割とすんなりと作業を進める事ができました。

 

無事に下手れたリアサスを外す事ができました。

ひろしバイクの解説動画にはロットナックを緩めるとか、ジャッキアップも必要となっていましたが自分の作業では全くとしませんでした。

リアサス外して初めて肉眼で見て分かりましたが、完全にバネ部分が死んでおり、中心部の油圧も完全に抜けてスカスカ状態。全くショックアブソーバーとしての機能を失っていました。そりゃ走行中凸凹道でお尻も痛くなる訳です💦

外したリアサスを両手で触るとスカスカで動かす事ができる状態でした。

新リアサス

Amazonで注文していた新しいリアサスを準備。

新旧並べて比べてみるとよく分かりますが、もう雲泥の差です。

リアサスの取り付け作業は取り外しの全く逆作業をするだけで特に難しい事はありません。上は14mm。下は12mmで締め付けです。あとはカウルを元に戻すだけ。作業自体は解説動画を見れば分かりますけど、自分の場合約40分くらい終えられました。写真を撮ったりしていたのでその分若干時間はかかっていますが。

 

リアサス交換後の原付

新しいリアサスにしたら幾つか変わった事をました。

  • 走行中に受けるショックが激減 (←当たり前)
  • 停止中の両足のつき方が変わった。
  • センタースタンドの上げ下げが非常にラクになった
走行中に受けるショックが激減 

普通に乗っている方からしたら「え?そんな事当たり前でしょ!」言われるところでしょうが、自分のAF61はもう廃車寸前のオンボロ状態で譲り受けたものですから事情が違います。

走行中のショックというか道の凸凹の衝撃をしっかり吸収しているのがよく分かります。交換後は路面からのショックを全くと言っていいほど感じません。これは自分的には劇的な効果です😁

デリバリーバッグを背負っているので今の今まで路面から受ける衝撃をどうにか体幹というか身体で吸収してやり過ごしていたのでこれは大きな変化です。
我ながらよくもまあ、ショックアブソーバーが機能しない状態でこれまでにぎり寿司🍣やラーメン🍜を無事に運んでこれたものかと今更ながら思います。

 

停止中の両足のつき方が変わった

リアサス交換した事で足のつき方が変わりました。停止中も車体が沈み込まないためなのかこれまでよりシート位置が上に上がり、信号待ちなどでの停止中は断然良い姿勢を保てるようになりました。今までは完全に沈んでいた状態でしたので足もベッタリという感じ。

 

センタースタンドの上げ下げが非常にラクになった

これはリアサス交換後に気づいた事ですが、AF61を譲り受けた時からとにかくセンタースタンドの上げ下げの重量感があり、センタースタンドで地面に傷がつく事がしばし。それがまさかリアサスの影響だったとは全く気付きもせず💦💦

古いバイクならリアサス交換で劇的な変化が期待できる

自分のAF61 Todayのように10年以上経っている原付やオンボロ状態のモノならリアサスを交換するだけで劇的な変化を体感できるので交換をお勧めします。

しかもパーツ自体は意外と安いのはありがたい事です。

 

あとはこの状態で原付二種にバトンタッチするまで元気に走ってくれれば良いです。

 

とは言ってもまだ幾つか不都合箇所もあり、部品交換が必要なためそれは今後順次交換していきたいところです。

 

プロに任せた方が絶対に良いのは分かりますが、できる限り自分でDIYで整備出来ればそれだけ対処方法も理解できるようになります。その辺りは自転車やパソコン整備にも共通かな・・と。

 

TK