原付のエンジンがカーボン噛みが原因でエンストしてしまった話
沖縄Uber Eats配達員TKです。
日頃からバイクメンテナンスは欠かさず行っている自分ですが、今回まさか!と思う事態に陥ってしまいました。
それが最も危惧していた「カーボン噛み」です。年式が古いバイクや走行距離が長いバイクに発生する事が多いと言われるカーボン噛みの症状ですが、実際過去に一度やってしまっていたので、それも考慮して日頃からカーボン噛み予防も施していたのですが・・・。
その対策としてガソリン給油時にガソリン添加剤として使っていたガソリン給油時に入れていたKYKのエンジンシステムリカバリーG 高濃度PEA配合というやつです。
給油時に何度か集中的に投入し続け、1本を使い切ってもエンジンの調子も割と良い感じ・・・と思っていたのですが、ガソリン添加剤が切れてしまっていた時に、不覚にもカーボン噛みの症状を発症させてしまいました😅
不覚も不覚です💦💦
1本分使い切ればしばらくは大丈夫だろう・・と思っていたんですけどね。
まあ結果的には全然❌でしたが。
ちょうど先日配達のドロップを終えた直後、次の配達が鳴るのを地蔵ポイントへ向かう途中一時停止したところでいきなりエンスト🛑
直ぐにセルを回しても全くうんともすんとも言わない・・・。
脇道にバイクを寄せてしばらく間を開けて再度セルを回すも全くエンジンがかかる様子も無し。
ここで直感的にカーボン噛みだと認識。
原因は分かっているし、そのまま配達に行けるわけでも無いので致し方なく、その場から自宅まで1時間半ほどかけてバイクを押して帰りました。これが結構良い運動になり、翌日少し筋肉痛に・・・💪💪💪💪😅
結論から云えば給油時に毎回連続投入していたKYKのエンジンシステムリカバリーGという製品はたまたまなのか、AF61とは相性が悪かったんでしょう。そもそもガソリン自動車を前提としている製品ですからね。
それとも想定以上にバイクを走らせていたのか?正直わかりませんがカーボン噛みによりエンストした事実があるわけですからこのKYK製品自体は年式が古いオンボロなAF61 Todayには効果が無かったのは確か。
本来ならガソリン添加剤もバイクでも多くの人が絶賛し信頼実績あるワコーズさんから出されているフューエル1が良いのは分かりますが、正直高い・・・。古いAF61 Todayに使うには正直勿体無い・・・<ケチ?
それにバイクを押して家路帰る途中にふと思ったのが、最近は油断してハイオク給油ではなくレギュラーガソリンしか入れてなかったしなぁ・・・と。それもひょっとしたら関係してるのかもしれません。
実際レギュラーより、ハイオクを入れた時はエンジン調子良いですし、オドメーターから計算しても燃費も伸びているのがよく分かります。
とは良いつつ、原付バイクはそもそもレギュラー仕様なのでハイオクを入れる必要は無いのですが、殆どのハイオクガソリンにはエンジン内を浄化する成分が入っているので、まだ市販ガソリン添加剤を買ってない頃には実は3回に1回はレギュラーではなくハイオク給油していたりしてました。それが市販ガソリン添加剤購入後はずっとレギュラー給油だけでしたから。。
エンジンコンディショナー注入
という事で原付を押して帰った翌日にカーボン噛み症状を解消するために早速近くのホームセンターに行き、呉さんから出しているエンジンコンディショナーを購入。
メイクマン(ホームセンター)では1080円でした。
やることはエンジンプラグを抜いて、プラグ穴からエンジンコンディショナーを注入し、エンジン内のカーボンを溶かしてしまう方法。
本来ならエンジンをバラしてエンジン内を清掃・・・というのが最も確実なのでしょうが、それは正直めんどくさいですしやりたくない。一応Youtube動画でも解説はあるのでやれない事はありませんが、時間がかかる事と、リスクをとを天秤にかけたら、やはり簡単かつ、一定効果が実証されているエンジンコンディショナー注入が手っ取り早いです。(あくまでも一定効果)
と言いつつも実際作業を始めると、AF61 Todayはとにかくエンジンプラグを抜くのが大変。真っ直ぐ手が届きにくい設計になっており、プラグ自体抜く以前にプラグコードを抜くだけでも四苦八苦です。
幸い、自分は作業2回目でしたので以前の経験を思い出して直ぐに出来ましたが、初めてだとプラグコードを抜くだけでも結構しんどい作業になります。
プラグが抜けたところでプラグ先端を確認したら、やはりというか、カーボン汚れがプラグ自体にもかなり付着していたのが確認出来ました。
正真正銘カーボン噛みである事は間違いありません。
エンジンコンディショナーの先っぽをプラグ穴に差し込んで5秒ほどプシュー。
プラグ穴から少し溢れた泡が確認出来たのでウェスで泡を拭き取りし、しばらく待ちます。
2秒ほどクラッキングした後、3分ほど間を空けて再びエンジンコンディショナーを注入。
2回注入をし終えてたところでまた再度クラッキング。
その後はプラグを逆手順で元に戻し、プラグコードも挿し戻して2時間弱放置しました。
エンジン復活の瞬間
2時間経ったところでセルでエンジン始動を試す。
正直ここからが心配なところでした。本当にエンジンが無事にかかるのか?と内心ヒヤヒヤしながら1回あたり、エンジンスターターを回し、これを途中休み休みしながら数回繰り返す事に。
そして何度目かでやっとエンジンがかかりました。
自分もやっとホッとした瞬間👏👏
エンジン始動後はそのまましばらく放置。
写真だとよく分かりませんが、結構な量の白煙がマフラーから出ていました。。
この白煙が出るのがおさまるまではアイドリングしないといけません。
大体20分ほどアイドリングをさせたところでエンジン停止。
一応、大丈夫だと思いつつも、再度セルでエンジンをかけたらすんなりとかかりました。
ただこれで終わりではなくエンジンコンディショナーを注入しエンジン内部が相当汚れてしまっているので、その影響でエンジンオイルは恐らく真っ黒状態なのは分かっていました。ゆえにオイル交換も必要です。
とりあえずエンジン内部のカーボン汚れを出し切る事を目的にその日は2・3時間だけ配達へと出てきました。翌日にエンジンオイル交換を実施。
オイル交換
そこまで高いオイルは必要としていないので今回もまたカインズブランドのエンジンオイルを使い交換へ。ドレンガスケットは信頼のドレンデイトナさんのモノをAmazonで毎回購入しています。
ラチェットレンチ17mmでドレンボルトを緩めると、予想通りというよりも、想像以上に真っ黒でドロドロになった状態のオイルがドバドバと・・💦💦💦💦💦
一般的には50cc原付バイクの場合、オイル交換目安は3000km交換と言われていますが、自分は少し短めの1500kmを基準に交換サイクルを組んでいましたが、正直今後はもっと交換サイクルを短くしてもいいかもしれません。多分交換タイミングは1000km基準で全然良いかも。
しばらく放置してオイルが滴り落ちるのが完全に止まるまで待ち、今度は少しバイクを傾けたまま5分ほど放置して殆どオイルが垂れ落ちなくなったところでドレンポルトに新しいドレンワッシャーを付けて締め付け。
その後オイルを規定量よりやや少なめの600ml注入。(AF61 Todayのオイル量は700ml)
注入後少し間を開けて一度オイルゲージを確認し、規定量内に収まっているかをゲージを目視で確認し、少し継ぎ足して規定量内に収まったところでエンジンオイル交換も終了。
とりあえずこれで一安心です。
カインズの簡単強力ガソリン添加剤
がっ、これでカーボン噛みの症状が完全に直ったという事ではなく、再発の可能性も十分ありますので、前回とは違い今回はYoutube動画等でもコスパ最高のガソリン添加剤として評判高いカインズホームブランドの簡単強力燃料添加剤を購入してきました。
これで698円 フューエル1が2000円前後、PEA濃度が50%前後と言われているので、比較すると圧倒的なコスパです。カインズのPEA濃度は大体25〜30%前後と言われています。それにこのくらいの安価なら仮に効果が無くても納得できるだろうと思っていますしさてどうなるか。
後日ガソリン給油時にAF61のガソリンタンク5Lに対し、50mlを入れて満タンに。まだ1回のみ入れただけなので効果のほどはこれから検証。
という事で11月に発生したカーボン噛みとその解消を記録として残しました。
もうカーボン噛みによるエンストはゴメンですけど、一応これで一通りのことは経験したかな・・・と妙な達成感というか自己満足感(笑)
AF61 Todayには今年の年末まで保ってくれれば良いです。
本業と併せ経費処理の関係上、新しいバイク購入は来年にならないと購入出来ませんので。来年は125ccの原付二種を新車でと考えています。
という事で続く・・・。
TK