11月からのPPDDで生じた新たな問題点だと思う事

沖縄UberEats配達員TKです。

また久々の更新となってしまいました(⌒-⌒; ) 色々とやる事もあってブログ更新までできなかったというのが本当のところだったりしますが、まあ趣味というか記録として勝手にやっていることなのでご愛嬌という事で。

 

で今回は今月11月3日より全国一斉に開始されたUberEatsの他店舗ダブルPickUp&Drop、いわゆる「PPDD」について ※以下「PPDD」と称します。

※「件」と「軒」の表記に統一性が無いのでご了承下さい。

 

このPPDDですが、実際に数日間複数回配達をしてみて自分なりのメリットとデメリットを感じたのでそれを今のうちに記録しておきます。

あくまでも私的感じ方なので他の方はもっと違うよ!と言った意見もあったりすると思いますがそこはまあそれぞれという事で。

自分の場合、今は5月で日本撤退してしまったDiDi Foodを経験していたこともあり、今月から始まったPPDD自体は正直そこまで抵抗はありません。


そもそもDiDiFoodの配達時には最大3店舗のトリプルピック&トリプルドロップ、PPPDDDという具合でしたからね。そういう意味ではDiDiFood配達を経験している方にはそこまで敷居は高くは無いのかもしれませんがDiDiFood配達を経験してない人にとっては若干なりとも心理的な壁はあるかもしれません。

 

では従来のダブルとはそもそも何なのか?

簡単に言えば下記図のように1店舗で2件分のPickUpを行い、2件分のDropをするというやつです。

1つの店舗でPickupをするので商品内容がほぼ一緒。2件分の商品を間違わなければ無事にDropできます。

 

一方で新たに始まったPPDDですが、店舗も違えば商品も違ってきます。

 

では実際に自身で体感したメリットとデメリットをサクッとあげてみると・・

■メリット

  • 一度に複数案件取れる
  • 単発で取るより若干良い単価になる傾向がある
  • DD先は同じ方面になっている


まずPPDDでは複数案件取れるため、UberEatsProのポイントを獲得しやすくなります。11月現在、自分はダイヤモンドを維持していますが、ダイヤモンドには毎月300Point=300件配達が基準となっています。これを維持するには有利な案件となります。

特にUberEatsProのダイヤモンドでは名目上、いわゆる優先サポートサービスがあるため、このサービスを受けるために、毎月絶対死守しておきたいポイントでもあったりします。自分は特にわからないこと=サポートにすぐ問い合わせる事が多いですし。特典はUberEatsがせっかく用意してくれているモノですから、使わなきゃ損です♪


2つ目としてはPPDDは単発で鳴った時よりも必然的に単価が高くなる傾向を感じています。ほぼ同じ時間帯に1件1件鳴って取った単発の場合よりも結果として配達料が高くなっている気がしています。これはあくまでも感じてるというレベルなので実際は??ですが。
ただ配達依頼が鳴った時の最初の見積額より、配達後の確定配達料金は見積額を超えているので恐らく自分が感じている事はひょっとしたら事実なのかもしれません。
これは今後も引き続き様子を見ながら検証してみないとわかりませんが。。


3つ目はPPDDのPickupは置いておき、2つのDrop先が割と近いか、同じ方面になっている事が殆どです。
これは従来のダブルと変わりませんが同じ方向・方面というのは行き先がある程度読めるため重要だと思うところ。

 

メリットを感じている一方で当然ながらデメリットも出てくるわけです。

 

■デメリット

  • PPDD鳴った時には2店舗目が表示されるので行き先を勘違いしてしまう
  • PP先が現在地を中心に両極端の場合が多々発生している
  • 時間配分が読みにくなる
  • 他店舗を巡るため、Drop先のお客様を若干待たせてしまう
  • デリバリーバッグの配置に困る・容量問題が生じる
  • 容量小さめのデリバリーバッグでは運べない場合が生じる
  • 相性が悪い組み合わせもある

実際自分自身でやってしまいましたが、PPDDが鳴った際にアプリ上にはPickup先が表示されますが、その表示名は大体の場合2件目のPickup先となっています。まだその事に気づいていない時にPPDDを取り、Pickup先名も知っていたのでそのまま直ぐバイクを走らせたのですが、向かってしばらくして再度アプリ画面を確認したら、1件目のPickup先が全くの逆方向だった事がありました。。
逆走していたので当然引き返す事態に・・・・💦

これはどうにかして欲しいところ。できるなら1件目・2件目のピックアップ先を予め表示して欲しいのですけどね。


また2店舗それぞれが商品を準備する時間が異なる事もあり、1件目で10分近く待たされ、さらに2件目でも待たされてしまうという事もありました。1店舗でのダブルならまだ良いのですが、2店舗で待たされる事が生じると正直、時間が読めなくなり後々困る事に。


またこのPickup先で待たされることにより結果的にはDrop先のお客様が最も待たされてしまいますからね。

自分の場合はこのPPDDが始まってしばらくしてから1件目のDrop先は時と場合によりますが、2件目のDrop先には必ず予めメッセージを入れるようになりました。

これでお客様からしても心理的にイライラを低減し楽になれると勝手に思っていますので。

※あくまでも自分がお客なら・・という立場で考えて日々配達しております。


おそらくこれが自身で一番感じているデメリットかもですが、市販のデリバリーバッグ、特に自分の場合はデリバリー各社の公式バッグを使用せずAmazon等で購入可能な若干小さめの35Lほどのデリバリーバッグを背負っている事もあり、

PPDDだと2店舗分の商品の配置に非常に困ります。従来ダブルならば商品の大きさもある程度分かりますし、似たり寄ったりなので運べたのですが、PPDDになるとそうもいかなくなります。市販デリバリーバッグを背負って稼働されている人にはPPDDは少し重荷になるかもしれません。

 

そして何よりPPDDで致命的だと思ったのが、2軒の商品同士の相性問題です。
実際自分自身に鳴ったPPDDで言えば、

1軒目の商品がラーメン。
2軒目の商品がアイスクリーム・クレープ。

デリバリーバッグを1つしか背負えないために温度が高い熱々のモノと、冷たいモノとを入れるのに正直躊躇してしまいます。


一応デリバリーバッグ内では仕切りや保温するための緩衝材を入れているので、温度としてはある程度は大丈夫なのでしょうが、ただそれでも暑いモノと冷たいモノとを同一のデリバリーバッグの中に入れて運ぶ事には違和感というか、躊躇してしまいます。

幸いにして、自分がこの依頼を受けた時は1軒目のPickup待ち中に後から追加で2軒目の依頼が鳴ったという事もあって、Pickup先の店舗名を見て少し考え❌しました。ほんとこれは勿体なかったものの、致しかたない苦渋の決断でした。基本鳴ったら全部受ける=全受が自分の配達スタイルなので本当残念で仕方ない瞬間でもありました。

 

他にも実際まだまだメリット・デメリットがあるのかもしれません。ただこのPPDDが始まって2週間弱で自分の体験ベースではこんな感じでしょうか。

 

引き続き今後も配達を続けながらPPDDで感じる事や気づいた事も載せてまいります。

 

TK